地震に強い家にするには?
今住んでいる家は、大きな地震が来たら大丈夫なのか?と不安な方も多いことでしょう。
もしもの時のために、耐震リフォームを考えたいけど―――「耐震の話って何だか難しい・・・」そんな方はまず、ご自身で我が家の耐震診断をしてみましょう。
耐震診断は3段階で
耐震リフォームを行う前に、まず「耐震診断」からはじめましょう。「耐震診断」とは、文字通り、地震に対する安全性を診断することですが、実は耐震診断には、自分でできる簡単なものから、プロが診断するもの、さらには具体的な耐震補強をするために詳しく行う専門的なものまで3段階に分かれています。
まずは自分でできる耐震診断を
下記の「誰でもできるわが家の耐震診断」で、自分で自宅の耐震性を簡単に診断することができます。10の問診をチェックし点数を付けましょう。専門的な耐震診断を受ける必要があるかどうかの目安になります。
そもそも「耐震強度」とは何なの?
地震で倒壊する恐れがある家は、耐震診断で「耐震強度が不足」とされます。「建物の耐震強度」とは、ニュースでもよく耳にする言葉ですが、そもそも「耐震強度」とは何なのでしょうか。
目標は「震度7でも倒壊しない建物」
東日本大震災では、宮城県で最大震度7が観測されました。建築基準法では、「震度5強程度の地震では、ほとんど損傷を生じず、震度6強から震度7程度の大地震でも人命に危害を及ぼすような倒壊等の被害を生じない強度を目標とする」と定められています。
◎ 建物にかかる力とは?
建物には、建物自体の重さや屋根への積雪、人や家具などの重さによる力が垂直方向にかかっています。地震時や台風時に水平方向にかかる力に耐えることができるかどうかが耐震強度を決定する大事なポイントです。瓦葺きなどの重い屋根は、耐震強度を弱くする原因になります。
築30年以上の木造住宅は注意!
地震によって水平方向に力がかかった時の建物の耐震強度(倒壊しにくさ)は、次の計算式で割り出す評点で判定を行い、4段階に分けられます。
さらに...詳しい内容は 「そうだったのか住まい 地震に強い家にするには編」 をご覧下さい
そうだったのか住まい 地震に強い家にするには編
「そうだったのか住まい」とは、ちょっと難しい住宅用語・知識を、専門的な言葉を使わずわかりやすく解説した "消費者のための" 教科書です。リフォーム会社や工務店が、お客様へ渡す販促資料としてお使い頂いております。
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