「男性の育児・家事への意識と実態」
東京ガス(東京都港区)都市生活研究所が発表した「男性の育児・家事の意識と実態」によると、20代~40代で8歳までの長子がいる「現役世代」と、50~60代で、末子が12歳以上の「卒業世代」の比較で男性の育児・家事に対する意識の差が見られた。
育児に関する調査では、「男性も育児を積極的に行うべき」と思う男性が、卒業世代の約半数に対し、現役世代は約70%と高い。「家事を行っていた」と回答する男性は、卒業世代は30%前後。現役世代で「行っている」と答えた男性は、40代は46.7%、30代は48.8%、20代では57.1%。若年男性ほど家事を行っている人が多い。
家事の意識は女性は全ての年代で「夫は日常的に家事を行っていない」との回答が多数だった。
また現役・卒業世代共に70%以上の男性が、自分で行っている育児・家事は「3割以下」と回答。一方、現役世代の男性は妻の就業状況にかかわらず「育児や家事など、できることは行う」という回答が見られた。若年層は特に育児に「楽しむ」価値を見いだしている。
調査は、1都3県在住の20~60代男女に実施。

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