4月14日に発生した熊本地震による建物被害が約5000戸になった。消防庁によると住宅の全壊が1495戸、半壊が1381戸、一部破損が2347戸(4月21日時点)。調査しきれていない建物も多く、その数はさらに増えていくと見られる。死者は58人(同時点)で、そのうち圧死・窒息・外傷性窒息死が48人となる。これらは建物倒壊がきっかけになっていると見られ、耐震化の重要性が改めて浮き彫りになった。
地盤が良くないエリアに被害が集中(保坂貴司氏撮影)
今回の地震は熊本県が住宅の耐震化率90%に向けて取り組む最中に起きた出来事だった。
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