UA値0.20の木造戸建て
旭化成建材の断熱材「ネオマフォーム」を用いた施設「快適空間ラボラトリー」が茨城県境町に開設され、このほど見学会が行われた。
5人家族の住まいをイメージした体験棟
同施設は、旭化成建材の断熱材事業戦略の1つ「あたたかい暮らし」の実現活動の一環として建設された。体験棟は、木造2階建てで延床面積130平米の高断熱・高気密住宅で4、5人家族を想定したつくりとなっている。屋根、外壁、基礎にネオマフォームを施工しており、樹脂サッシとLow‐Eトリプルガラスを併せて使用し、UA値0.20と高い断熱性能を実現した。体験棟の冷暖房は、冬は床下、夏は小屋裏に設置した1台ずつの家庭用エアコンで1棟すべてをまかなう。年間の冷暖房費は約1万1300円と、現行の省エネ基準仕様と比較して大幅に削減された。内装は無垢床材と珪藻土壁で仕上げられている。
体験棟の床下エアコン

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