リフォーム顧客接点の強化に
東レ(東京都中央区)は、アンダーシンク型浄水器「トレビーノSK88」を発売した。
同商品はカートリッジと本体合わせて累計1億個を誇る家庭用浄水器「トレビーノ」のアンダーシンクタイプ。同タイプは1日20L以上浄水できるタイプが主流である中、1日の使用量を10Lと想定し、1年間の浄水能力を4000Lに設定した。
「4人以下の世帯が9割の中で、1日20~30L浄水能力はオーバースペックとなる可能性があります」(関矢大介トレビーノ販売第2課長)
同社調べでは1日の使用量は、3人世帯で6.0L、4人世帯で7.2Lとなり、10L以下で対応できる範囲。浄水能力の適正化でカートリッジのサイズ縮小、低コスト化を実現。JIS13項目をクリアした高除去タイプのカートリッジでありながら、定価は8300円となる。
水栓は5万5000円~9万8000円の3タイプを用意(初回カートリッジを含む)。施工費は別途。
リフォーム会社や工務店を通じての販売を計画しており、取り扱い事業者を募集中。1年に1度カートリッジの交換が発生するので、顧客接点を強化する商材としての利用を想定。
初年度販売数として5000台を目指す。

最新記事
この記事を読んだ方へのおすすめ
-
1655号(2025/07/07発行)2面
-
1655号(2025/07/07発行)7面
-
1655号(2025/07/07発行)1面
-
1654号(2025/06/23発行)25面
-
1654号(2025/06/23発行)25面