希薄な地域コミュニティを、SNSによって活発化させるサービスが登場している。その1つが、現在5つのエリアで地元密着型SNSを展開するPIAZZA(ピアッツァ・東京都中央区)。同社はメッセージを投稿できるアプリを通じて、地域住民、商店、行政をつなぐサービスを提供。人口流入が多い都市部などで、今注目を集めている。
UR都市機構と連携した、団地内でのイベントの様子
地元情報が4万件以上
「子供と一緒に楽しめるレストランです」「お祭りのみこし練習会を行います」「節句の兜、お譲りします」
同社が提供するアプリ「PIAZZA」では、そのようなメッセージがこれまで、4万件以上投稿されている。同サービスは、言わば町の掲示板をウェブ化したもの。ユーザーの多くは実名で登録しており、知らない人同士が地域の役立つ情報を発信、教え合う相互扶助的なSNSだ。
ユーザーは自分が住んでいるエリア、住んでいる年数のほか、子供の有無、ペットの有無などの情報を入力。これにより、自分と同じ家族構成、趣味の人を簡単に見つけることができる。利用料金は無料。

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