タカラスタンダード(大阪府大阪市)は、このほど東京・浜松町に同社初となる非住宅商材のショールームを開設した。同社が得意とするホーローパネルを施設向け内装材としてPR。これまでごくわずかだった非住宅事業を、このショールームを起点に拡大していく。
ホテル
ホテルの1室を再現。清掃のしやすさ、防臭性の高さをアピール
ホーローをホテル、医療でも
今年9月に開設した「エマウォールショールーム」は、JR浜松町駅から徒歩5分の場所に位置。ビルの7階部分にホーロー建材「エマウォール」がずらりと並ぶ。
この内装パネルはホーローならではの高い耐久性、清掃性から、住宅ではキッチン周りや浴室、トイレ、リビングなどで広く使われている。
ショールームでは非住宅での需要を考え、継ぎ目の目立たないベンドタイプを多数展示。用途として想定しているホテルのフロントや居室、医療施設のロビーなどを再現している。
病院の待合室
医療施設での提案も積極的に行う。ストレッチャーなどが通る現場なので、ホーローの耐久性が生きる
訪れた人を驚かすのが、パネルの色柄の豊かさ。ホーローパネルと言えば単色のイメージが強いが、同社ではホーローにインクジェット印刷する技術を開発。壁紙のように多彩な色と柄を表現することができるようになった。

最新記事
この記事を読んだ方へのおすすめ
-
1655号(2025/07/07発行)1面
-
1654号(2025/06/23発行)25面
-
1654号(2025/06/23発行)25面
-
1654号(2025/06/23発行)23面
-
1654号(2025/06/23発行)23面