【変わる日本の壁 PART 5】
今回は、ガラスビーズや大理石を粉砕してできた骨材、人工的につくられたマイカなどでできたユニークな壁紙を紹介する。一見すると壁紙に見えない素材感や質感のある商品だ。製造しているのは、素材系壁紙専業メーカーの富士工業(福井県福井市)。
デニム調デザインの「Denim」。全8色
自然素材やリサイクル材を使用
昨年、発売された見本帳「ACCENT by Wallcoverings vol.2」には、7種類の壁紙が収録されている。大理石の柄をプリントし、それに合わせて大理石の粒をまぶした「Marble」やパルプの素材感とデニム調デザインが融合した「Denim」。大粒のガラスビーズがきらめき高級感のある「Luminous」や人工的につくられたマイカを使用し、やわらかな輝きをもつ「Fuzzy」など。壁紙の素材として用いられるのは、自然素材やリサイクル材だ。光沢感や立体感があり、独特の風合いが楽しめる。全点フリース仕様。
石目調の柄にガラスビースを施した「Luminous-Stones-」。全6色

最新記事
この記事を読んだ方へのおすすめ
-
1654号(2025/06/23発行)25面
-
1654号(2025/06/23発行)23面
-
1654号(2025/06/23発行)23面
-
1654号(2025/06/23発行)10,11面
-
1654号(2025/06/23発行)8,9面