つくり手が見えるコンテンツ用意
原木の仕入れから加工、販売を一貫して行っている西粟倉・森の学校(岡山県英田郡)は、製品が生まれるまでのストーリーを付加価値として提供することで差別化を図っている。
つくり手の顔が見えることが最大のウリ
「その製品がどのように生まれたかを知ることで、住まい手は安心感と愛着を持つことができます。そういったストーリーを重視する方も増えてきました」と羽田知弘営業部長は話す。
主な取り組みは2つ。1つ、原木の仕入れ元の山林や加工工場を訪問し、つくり手と直接顔を合わせられるイベントの開催だ。ユーザーはイベントを通じて、どのような環境で製品が育まれたかを体感することができる。一般公開のツアーだけでなく、個別見学にも対応。工務店や設計事務所といったプロとエンドユーザーを合わせて年間約200人が訪れている。

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