販売目標は初年度1200本
コンクリートライセンス機構(東京都港区)が開発した耐震コンクリート塀「塀のねっこ」が注目を集めている。9月に販売を開始し、初年度1200本の販売を目指す。
「塀のねっこ」の構造。倒れにくく施工しやすいので、さまざまなシーンで活用できる
「塀のねっこ」の特徴は、基礎と塀を工場でL字型に一体成型したことによる倒れにくさ。震度6程度の地震や秒速46mの風にも耐えられる設計となっている。厚さは15cmあり、衝撃にも強い。塀の高さは20cmから2.2mまで選べるうえ、上部に穴を開けてフェンスを設置することもでき、自由度も高い。
完成した状態で工場から出荷されるため、現場では据え付け作業のみとなり、職人いらずで工期も短くて済む。地上部分の高さ2m、長さ2mのもので7万9000円。一般的な戸建て住宅に施工した場合、費用は50万~100万円程度になる。

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