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《アフターコロナの注目・リフォーム商材》抗ウイルス床材、宅配ボックス売れ行き好調

《アフターコロナの注目・リフォーム商材》抗ウイルス床材、宅配ボックス売れ行き好調

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ペットリフォーム相談5倍に

今後どのようなリフォーム商材が消費者に響くだろうか。今回はコロナで変わった消費者動向のデータをもとにユーザーニーズを探り、6つのリフォーム商材をピックアップする。

注目商材 (1) 宅配ボックス
非対面・非接触の通販に最適

コロナによる外出自粛で多くの人に利用されたサービスが通販だ。ヤマトホールディングスによると、4月の宅急便の取り扱い数は前年同月比で13.2%増加、5月は19.5%増加だった。毎年、ネットショッピング市場が拡大しているが、今年はとりわけ多かったことが分かる。

そこで注目される商材が宅配ボックスだ。

手軽に設置できる宅配ボックス「ナスタボックスソフト」手軽に設置できる宅配ボックス「ナスタボックスソフト」

「今年3月単月の宅配ボックスの販売は、過去の同月の中でも最高の売り上げでした」。そう話すのはナスタ(東京都港区)事業開発部及川絵里氏。前年3月に比べて21%増加、また今年1~3月の3カ月の売り上げも前期比19%増加で非常に好調だった。

通販の拡大に合わせて宅配ボックスのニーズも増加した流れだ。加えて、非対面非接触で受け取れることがコロナ感染からの身を守ることのできる安心感につながってる。

今後はさらに宅配ボックスのニーズが増えそうだ。それは盗難を防ぐことができるからだ。運送会社の負担軽減のために玄関などに荷物を置き配することが増えているが、盗難も増加している。実際、今年4月に東京都北区で置き配の荷物が盗まれる事件があった。

ナスタではこのニーズの拡大に合わせて、戸建て住宅向けに従来の門柱型の宅配ボックスに加えて、4980円の折りたたみ式商品「ナスタボックスソフト」を発売している。

撥水性の生地と硬い樹脂製の内板により雨や外からの衝撃から荷物を守り、またワイヤーを使い、建物に固定することでボックスごと持ち運ばれる心配もなくなる。

ペットリフォーム注目商材 (2) ペットリフォーム
ペットに使う金額増える

コロナの中、ペットにお金を使う日本人が増えている。三井住友カードによると、3月にクレジットカードの使用金額と使用件数が前年同月比で12%増加した。また、日本ペットフード協会によると、2019年10月時点で飼育されているネコは977万8000頭で、前年比1.3%増加。4年連続増加している。一方、イヌは前年比1.2%減少の879万7000頭で減少していることから、ペットの中でも特にネコの住み心地を追求したリフォームが今後注目されそうだ。

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