土のない土地でも栽培可能
コンクリートや土のない地面に樹木を使い、緑ある景色を作り上げることができる商品がある。ボスケ(埼玉県川口市)が販売する「安行四季彩マット」だ。
個人宅ベランダへの施工例
ポリプロピレンでできた5cmから15cmのマットに軽量土壌を入れ、植物や樹木を植えるとマットの中で根を伸ばし成長していく。植物の種類は芝などの地被植物から常緑樹、落葉樹、観葉植物と100種類程度。施主の希望する植物を基に日当たり、風向き、立地を加味してデザインを考える。重さはマット1枚約20kgと軽量なため、一般家庭のベランダでも補強工事をすることなく庭を作り出すことができる。また、マットの角を丸くするなど自由度も高く変更可能。取り外すこともできるため、賃貸住宅のベランダなどでも場所を問わずに施工が行える。現在農場では700枚の在庫を4人のスタッフで日々管理している。施工自体は広さにもよるが、個人宅のベランダ程度であれば1日で完了する。
「屋上緑化の基盤材は数多く出ていますが、樹木が植えられるのは安行四季彩マットしか見たことがありません。樹木を使って庭園を作れるので、庭を作れず諦めていた方にも、緑ある景色を作ることができ喜んでいただけています」(取締役部長、篭谷奈央氏)

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