ベンチャーマテリアル(東京都中央区)の「エコフィックスPRO II」の販売が好調だ。同商品は、電力の省エネ対策となる高遮熱カーテンで、節電が呼びかけられる今夏に家庭だけでなくオフィスでの需要も高まっている。
カーテンだけでなくロールスクリーンなどさまざまな窓インテリアに加工可能
特徴は、日光の中で温度上昇の原因となる近赤外線を63.6%(公的機関検査)カットできること。窓に掛けるだけなので改修ハードルは低い。エアコンの設定温度を1度上げると、約13%節電につながると言われているが、同商品を活用することで冷房の設定温度も上げることが可能になる。
もう一つの特徴として光拡散効果があり、カーテンを閉めても部屋が暗くなることがない。これは、断面が扁平な極細繊維をさらに高密度に綾織にしたファブリックの製造技術が可能にしている。
すでにエコフィックスの省エネ技術は、2017年度東京都主催の世界発信コンペティションで「東京都ベンチャー技術優秀賞」を受賞。評価が高いことから、これまで医療現場や介護施設、学校、オフィスなど約160カ所以上で施工実績がある。近年ではSDGsに取り組んでいる企業での採用が増加している。
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