TOTO(福岡県北九州市)は「TOTO千葉ショールーム」を2月に移転オープンした。リフォーム後の暮らしを思い描きやすい空間展示や、落ち着いて接客を受けられるコンサルティングスペースなど、商品を選びやすくする工夫を凝らしている。
TOTOのキッチンがあるLDKをイメージできる空間展示「LIFE with TOTO」
新ショールームがあるのは、千葉駅から徒歩6分の千葉市中央区登戸。車でも電車でもアクセスの良い立地だ。入り口を入ってすぐにあるのは「LIFE with TOTO」という空間展示。TOTOのキッチンがあるLDKをイメージできる。ここは季節ごとにディスプレイを変えていく、空間展示の中でもシンボリックなコーナーである。
ほかにも空間展示が並び、その先に各商品の展示があるというレイアウトだ。「お客様の気持ちを高めて、理想の暮らしをイメージしていただきながら商品の説明につなげていくという動線です」と東関東支社千葉営業所の國分靖之所長。東関東支社リモデル営業推進課の本田雅文課長は「以前のショールームは全て種明かしされているような空間でしたが、あえて一気に見えないようにして、進んでいくと商品が見えてくるというワクワク感や期待感を演出しています」と語る。
間仕切りを設け、落ち着いて打ち合わせができるコンサルティングスペース
コンサルティングスペースは壁際に配置し、間仕切りを設けることでプライバシーを確保。「これまでは隣の席が見えて、どんな話をしているのか聞こえていました。仕切りを設けることで気兼ねなくアドバイザーに相談でき、お客様のストレスが軽減できています」と國分所長。「上質な空間で単価アップも図っていただけたら」と語る。
ほかにも待ち合わせや休憩に利用できるウェイティングスペースや、授乳室を新設。居心地の良さを目指した。
東関東支社リモデル営業推進課の本田雅文課長 (左)と東関東支社千葉営業所の國分靖之所長(右)

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