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大崎電気工業、ネット不要のスマートロック店舗向け新商品発売開始

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大崎電気工業、ネット不要のスマートロック 店舗向け新商品発売開始

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大崎電気工業(東京都品川区)はドア加工なし、インターネット不要で利用できるスマートロックOPELO seriesのオフィス、店舗向け新商品「OPELO commons」の販売を4月より開始した。

OPELOは2018年から販売を開始。主に賃貸住宅で採用されており、累計導入数は約15万台、契約済みの販売台数も含めると50万台に迫る。

大崎電気工業 さまざまなツールでの開閉が可能さまざまなツールでの開閉が可能

特徴は3点。1つ目はインターネットが不要で鍵の管理ができる点だ。内覧などで一時的な入室の際は、日時を指定し、使用するパスワードを事前に渡すだけで入室が可能になる。2100年までのパスワードを自動で生成するアルゴリズムが本体に組み込まれているためインターネット環境がなくても、日時に応じたパスワード発行を可能にした。

2つ目がテープや磁石を使わずに固定できる点。多種多様な鍵に対応する連結シャフトを開発。慣れた人になると約15分で、ドア加工なく設置を可能にした。最後の3つ目がさまざまなツールで鍵の開閉が可能な点。ICカードやスマートフォンでの開閉に加え、テンキーにより、個人ごとに割り振られた暗証番号や使い捨てパスワードも使用できる。ICカードはIC社員証だけでなく、交通系ICカードや商業系ICカードなどの登録も可能だ。

「賃貸で住んでいた方が戸建てで、自分の事務所で使いたいというニーズが増えてきました。賃貸向けのスマートロックでは運用に耐えられないだろうと考え、複数ユーザーでの使用や、ユーザーの追加削除機能など新機能を搭載したのがOPELO commonsです」(執行役員・小野信之氏)

新商品のOPELO commonsは従来のシステムに加えて、入退室可能な人員を一人一人追加や削除を行える新機能を追加。入退室のログの記録もできるため勤怠管理への活用もできる。価格はサブスクリプションで月額4000円~、買取の場合はオープン価格。販売は代理店経由となっており、販売代理店の募集も行っている。また、戸建て住宅向けの商品も来夏に発売の予定だ。

「工務店やリフォーム会社にも代理店になっていただきタッグを組んでいきたいと思います。店舗改修などの際に合わせて提案してほしいです」(小野氏)

大崎電気工業 執行役員 小野信之氏執行役員 小野信之氏

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