パネルヒーターなどの住環機器を販売する旭イノベックス(北海道札幌市)は、電気タオルウォーマー「ホットeラック」のコンセントタイプを発売した。
タオルをふんわりかけられるラウンドタイプ
タオルへの接触面積が大きいフラットタイプの三段式
ホットeラックは、濡れたタオルの乾燥を促進する電気式のタオル掛け。自然乾燥と比較して、約半分の時間でタオルの乾燥ができる。同商品を使用してタオルを乾燥させた場合と自然乾燥を比較した試験から、食中毒の原因となる大腸菌は99%以上、生乾き臭の原因となるモラクセラ菌は66%以上減少することが分かった。
「開発当初は洗面所で利用するケースを想定していました。しかしキッチンのほうが手を洗い、拭く回数が多く、キッチンで使用したい要望が多かったです」(住環機器事業部営業部・金安彩氏)
電源を入れた12時間後に自動電源オフモード機能を搭載。また、長時間運転を防ぐため3時間オフタイマー機能も有する。
タオルを掛けるパイプの種類は、丸型のラウンドタイプと平型のフラットタイプの2種類。パイプが1本のみの一段式と、パイプが3本でタオルへの接触面積が大きい三段式を展開する。カラーは通常白のみだが、受注生産で指定色にも対応。
価格はラウンドタイプ一段式の場合2万8500円。フラットタイプ三段式は7万3700円(ともに税別)。
ホットeラックは、コンセントタイプ以外にも壁面の中に電気配線を埋め込む「ダイレクトタイプ」を昨年発売している。
住環機器事業部 営業部 金安彩氏

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