工務店支援ネットワークを展開するフォーセンス(東京都港区)は、新たにリフォームFCを発足した。名称は「あんしんリフォームネットワーク(通称=リ・フォ・ネ)」。
新FCでは、地域に密着して住宅の維持管理を行うことで、リフォーム工事や建て替え工事を永続的に依頼してくれるお得意様(ロイヤルカスタマー)の獲得、育成を目指す新しいリフォームの形を支援する。
このFCでは、住まいの情報を入手し維持管理を徹底的に行うことが何より重要と考えている。そのためにiPadを使って、どこにいても住宅情報の閲覧、管理、活用できる独自のクラウドシステム「住まいの履歴管理システム」を開発した。
たとえば、「築10年以上の外壁」と検索すれば、対象となる住宅を抽出して外壁リフォーム提案のDMを発送するといった営業活動につなげることができる。肝心の情報の入手についても独自のノウハウを確立させており、リフォーム事業をトータル的にサポートする。
また、iPadと連動する「即楽見積システム」も構築。iPad上で工事部位、工事内容とその数量を選ぶだけで、工事費用の概算を住まい手に瞬時に伝えることができる。中古住宅販売の場面で利用すれば、「中古住宅+リフォーム工事」のトータル費用を提示することでより具体的な提案が可能になる。
この発表は、このほど開催された経営戦略会議の際に行われた。会議には、会員企業約120名が参加した。

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