LIXILグループの業績が引き続き好調で、2014年3月期の連結売上高が300億円、純利益が20億円、それぞれ押し上げられる見通しだ。
LIXILは、2014年3月期第2四半期の連結業績を上方修正すると発表した。その中で、売上高が740億円で従来予想比100億円、純利益が180億円で同50億円積み増しされた。
通期の業績予想についても上方修正され、特に純利益は前期比ほぼ倍増の410億円で、過去最高となった。
こうした業績好調の要因として、同社では「国内市場とアジアでの販売が順調に推移している」(広報部)と説明。来年4月の消費税増税前の駆け込み需要が、国内市場の販売を押し上げたと見られる。中でも、戸建て住宅やリフォーム用の建材、水まわり製品の販売が伸びた模様だ。
業績好調に伴い、同社では年間配当を50円に、従来予想と前期実績の40円から10円積み増すこともあわせて発表した。

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