TOTOの2013年4~9月期の連結決算は、高採算のリモデル(リフォーム)事業が、消費税増税前の住宅駆け込み需要に支えられ好調を持続し、売上高が1331億円で、リモデル比率は68%と高水準だった。この結果、通期の営業利益が前期比157億円増える見込み。そのうち85億円がリモデル売り上げの増加分で、増益への貢献率は54%と過半数に達し、リモデル事業が経営の柱となっているのをより鮮明にした。
蓮沼彰夫副社長は、リモデル比率を「2017年までに75%に引き上げたい」と強調した。また、リモデルの売上増に寄与した商材として、「システムバス『サザナ』がよく売れたほか、タンクレストイレ『ネオレスト』も貢献した」と述べた。 業績好調を反映して、通期の業績予想も上方修正し、売上高が前期比12%増の5335億円に、純利益は同2.2倍の370億円に、それぞれ引き上げられた。

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