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無印良品、新リフォームサービス開始ステンレスキッチンを販売

無印良品、新リフォームサービス開始 ステンレスキッチンを販売

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「無印良品」を展開する良品計画(東京都豊島区)は、新サービス「MUJIINFILL プラス」を開始した。リフォームアイテム約20種類を東京の吉祥寺店、有楽町店、グランフロント大阪店で販売する。各店舗では専用スペースを設け、キッチンなどの展示を行う。

改装サービスも
改装サービスも

「気軽に部屋の編集を」

 今回販売を開始した商品は、キッチン、床材、壁材など約20種。主力商品の1つは「ステンレスユニットシェルフ・キッチン」。ステンレス製で、シンプルな構造、デザインが特徴。無印良品の収納アイテムと組み合わせができるようになっている。

ステンレスユニットシェルフ・キッチン
ステンレスキッチンを発売

 サイズは幅、奥行き等、数種類から選べる。価格は台のみで11万1800円から。商品価格は競合商品などに比べて割安感のある価格に設定した。

 ターゲットはリフォームを検討する40~50代。

 その他、床材では「麻畳」を発売。これはグループの住宅会社MUJI HOUSEが取り扱うアイテム。既存の床の上に置いて使える点が特徴。さらに、壁材では「ムジプラスウォール」というオーダー収納の受注も受ける。

 新サービスで取り扱う商品は購入者自らが設置できるものが中心。作り付け家具などは一部施工まで請け負う。キッチンは施主支給という形式で商品だけの販売。この場合、ユーザーが施工業者に取り付けを依頼する必要がある。

 有楽町店のインテリアアドバイザー横山寛氏は「4月から先行して販売していた吉祥寺店では確実に興味を持った方々がいらっしゃっています。今後はもっとどんな商品がいいのか深掘りしたい。価格もより低価格で提供できるようにしていきたい」と話す。

 グループ会社のMUJI HOUSE、川内浩司取締役は「リノベーションというと大掛かりに部屋を変えていくというイメージがありますが、それだけでなく気軽に部屋を変えることもリノベーション。もっとハードルを下げて、お部屋の編集を楽しんでもらいたい」と話す。

 なお、良品計画は国内に385店舗を展開。海外をあわせると640店舗ある。グループのMUJI HOUSEでは、工務店ネットワークを通じて「無印良品の家」の建築を手掛けている。

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