住まい手の気配りとこだわりが体現できるアプローチ。意匠性だけでなく、セキュリティ面を意識して賢く選びたい。
フェンスや門扉、ウッドデッキや照明といったエクステリア建材は、住まいの外観イメージを大きく決定づける。素材やデザイン、カラーも多岐に渡っており、好みに合わせたものを効果的に配置することで、空間を美しく演出できるのはもちろん、防犯性能の向上にも少なからぬ役割を果たしている。とくに昨今は、匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ)による強盗犯罪事件も多発しており、意匠性とともに「犯罪を寄せ付けない住宅づくり」に貢献する機能面を意識した商品の選択や配置が望ましい。
デッキフェンスは、天然木の風合いがありながら耐候性や堅牢性が高いものが主流。また、オブジェ的な照明を配することで、アプローチや庭まわりを彩るとともに防犯にも役立つ。門柱にはステンレスやウッディ素材を中心に、簡単に操作できる電気錠を備えることで、邸宅としての落ち着きに加えて安全性も担保できるため一石二鳥だといえる。

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