リンナイ(愛知県名古屋市)の2025年3月期の連結決算は、営業利益が前期比16.9%増の460億円、売上高は同7%増の4603億円だった。ともに過去最高を記録した。高効率給湯器に対する補助金の追い風を受けて、ガスと電気を組み合わせたハイブリッド給湯器が大きく伸長した。
ハイブリッド給湯器が伸長
日本は増収増益
機器別売上高の内訳は給湯が同5.3%増の2777億円、厨房が同6.4%増の962億円、空調が同1.2%増の220億円、業用が同4.7%増の117億円、その他が同22.6%増の525億円だった。
同社は日本、アメリカ、オーストラリア、中国、韓国、インドネシア、その他のエリアで事業を展開している。
日本の売上高は前期比5.9%増の2037億円だった。主要会社であるリンナイ単体では、補助金の影響で、ガスと電気を組み合わせたハイブリッド給湯器が大きく伸長した。国内の販売台数は同39.4%増となった。日本の営業利益は同24.2%増の223億円と増益で着地した。

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