日本と海外、考え方に差
2月22日、旭化成ホームズ主催の「第16回くらしノベーションフォーラム」が2年ぶりに霞が関プラザホールで開催された。当日は講師として、大阪市立大学名誉教授の北浦かほる氏が登壇し、海外と日本の子供部屋の意義の違いについて講演した。
子供部屋とは「単なる勉強部屋ではなく、自律に向けて、子供の心を成長させる場所だ」と北浦氏は述べる。しかし、日本の子供部屋はそうなっていないことが多いと話す。
北浦氏は日本と海外では子供部屋の意味や役割が違うことを指摘。「欧米では、子供部屋は心を落ち着け自省する場所として機能する。一方、日本では、勉強する場所という意味合いが強い」。このような差が生まれる原因として北浦氏は、子育ての文化差を挙げる。

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