・旭化成リフォーム、キッチンの販売台数が約43%増の2300台
・好調の要因はキッチンとリビングリフォームのセット商品
・これまで主力だった外装リフォーム頼みの戦略から転換を図る
外装工事頼みから脱却
旭化成リフォーム(東京都新宿区)のキッチンリフォームが好調だ。これまで年間1600台ほどだったキッチンの販売台数は、約43%増の2300台まで増加した。今後は年間3000台のキッチン販売を目指す。これまで主力だった外装リフォーム頼みのリフォーム戦略から転換を図る。
好調を受けて新商品をさらに投入
キッチンリフォームの好調の起爆剤となったのは「快速LDK」だ。これは、キッチンとリビングリフォームをわずか6日間で終えてしまうという商品。同社では通常は12~14日間ほどかかると分析。
これをグループ会社である旭化成ホームズ(東京都新宿区)が供給している新築住宅「ヘーベルハウス」のOBに提案したところ、昨年5月~3月末の間に180件ほどの受注があった。この好評を受けて、従来の「快速LDK」に床の張り替えと窓枠の交換を加え、9日間で済ませることができるサービスも1月にスタートした。

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