・山形のゼネコン、後藤組がリフォーム事業の拡大を図っている
・チラシでは、大型リフォームをメニュー化し、4種類の価格帯を記述
・ショールームには標準工事の空間を展示し、リフォームを体感できる
山形県米沢市を地場に展開するゼネコン後藤組がリフォーム事業の拡大を図っている。前期の年商は69億円。うちリフォームは3億円。今期リフォーム6億円を目標に掲げる同社は、メニュー型チラシによる提案から400万円以上の大型リフォームの獲得を進めている。
全面リフォームを訴求するチラシ。4種類の価格帯をメニュー化している
ショールームにモデル空間
同社のメニュー型チラシは水まわりの商品交換から屋根外装まで、商品や工事費用などさまざまなリフォーム価格が記載されている。
中でも注目されるのが、「全面リフォーム相談会」のスペースだ。7センチ×13センチのスペースに「20坪プラン、475万円~」などと、坪20万円前後で4種類の価格帯を記述している。
一般的にメニュー型チラシは低価格であるか、または商品価格の変化が起こりにくい場合が多い。ではなぜ、同社は大型リフォームをメニュー化しているのだろうか。

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