賃貸マンションやアパートの売買や仲介、さらに管理からリフォームまで行うアーバン企画開発(神奈川県川崎市)は、リフォーム売上高前期比10%増の3億5000万円を達成した。同社のリフォームを担うリニューアル事業部の目的は、「住まいの憂うつをホッとするしあわせに替える」だ。
今期4億円目指す
「社内への浸透方法といっても、正直明確なことはしてないです。ただ、常に見えるところに目的を書いた紙を張ったり、常に私が社員に呼びかけています」(リニューアル事業部・三戸部浩史部長)
アーバン企画開発のWebページ
同社の場合、不動産仲介や管理がメーン。オーナーと直接会うので、その際に入居者が決まらない、玄関ポストの開きが悪い、家の周囲が暗いなどの小さな悩みや不安を細かく聞くようにしている。
ヒアリング時には、オーナーと入居者にもヒアリングして、「なぜそれをやるのか」を考えて納得してからスタートすることを徹底する。
その念入りなヒアリングのおかげで、顧客引き止めに成功したこともある。あるとき自宅の洗面台を変えたいというオーナーからの依頼で見積もりを出した。「でも、金額は他社の方が安くて、そのままでは競合他社に負けそうでした」

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