・匠工房では、現場管理を一元化できるクラウドサービス「ANDPAD」を活用
・同社では年間1500件の工事を行う為、サービス導入により管理の負担軽減に
・顧客満足度向上のための、アンケート調査にもサービスを利用している
顧客管理、案件管理、見積もり作成、粗利管理、帳票...と住宅業務管理のシステムは多岐にわたっている。全ての業務を包括的に管理できる自社に適したシステムを探すのはなかなか難しい。滋賀県野洲市に本社を置く匠工房も同様の悩みを抱えていた一社だった。室田智之社長に取材した。
「不動産事業をスタートしたことで、建築業界が不動産業界と比べて、いかにIT化に遅れているかということを感じました」(室田智之社長)
顧客・現場情報を一元管理
無駄な入力作業減少
匠工房は、リフォーム売り上げ年間14億5000万円の実績を誇る関西エリアの有力リフォーム会社だ。水まわりをメインとしたリフォーム専業会社としてスタート。その後、新築・不動産仲介まで手掛ける『ワンストップサービス』を展開している。
同社では、2年前まで、顧客管理から見積もりまでと、契約から受発注の業務はそれぞれ別々のシステムを使っていた。これが二重登録の手間となり、業務効率向上の妨げになっていた。
「お客様から工事を受けると、顧客情報の登録は社内にいる事務方のスタッフが入力業務を行っていました。ただ、それとは全く別のシステムで工程管理は営業マンが入力する、その時点で無駄が発生してしまっていたのです」(室田智之社長)

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