・リフォーマー専門学校に太陽光販売会社等、多様な事業者が入学
・多能工化により、一人あたり5000万円の工事が可能に
・今後も、職員を育成する文化を広げていく
1人あたり5000万円の工事可能
トイレや風呂といった水まわり工事の多能工育成学校「リフォーマー専門学校」(広島県呉市)が開校して2年半が経過した。リフォーム会社だけではなく、ビルダーや太陽光販売会社など多様な事業者が人材を送り込んでいる。水まわり工事を1人の多能工に集約することで粗利が約15%改善するという同校の実態を追った。
リフォーマー専門学校の新しい研修施設での実技の様子
1カ月でトイレ工事
自社の水まわり工事を行う多能工を育てるリフォーマー専門学校。授業は初級、中級、上級の各コースとも30日間で、最大6人が暮らせる寮も完備している。初級でも、1カ月でトイレの取り付けまでができるようになり、上級になるとキッチン、バス、トイレ、洗面の工事が1人でできるようになる。
授業料は各コース50万円、助成金を使えば、社労士への手数料といった諸経費を引いても、約30万円が戻ってくる。

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