クラウドで資金調達を開始
monocla(東京都渋谷区)は、10月に職人(施工会社)をはじめとする現場スタッフと施工案件のマッチングを行うサービスを開始する。
ポイント制度を利用して、ユーザーがお得に、安心して利用できる仕組みを構築
まずは、現場スタッフを募集する会社が施工案件を登録し、その現場で働くことを希望する人が応募するという形をとる。その後、現場スタッフから施工案件の引き合いを募集できる仕組みなど、順次サービスを拡充していく予定だ。
特徴は、独自のポイント制度「monocla POINT」を活用して、サービスの利用を促す運営方法だ。このポイントは、ギフト券や家具、雑貨などと引き換えられるほか、同社のサービスを利用する際に使用できる。例えば、エンドユーザーとリノベーション会社のマッチングサービス「monocla」で、リノベーション会社が引き合いに応札する際の費用に充てたりすることができる。
「ポイントを活用し、職人や事業者の評価情報の可視化、それにより受発注がスムーズ(トラブルを極力減少)になる仕組みをつくることで、誰もが安心して使えるサービスにしていきます」(山田真史事業戦略室長)
さらに、建装材の売買ができるオンラインモールの立ち上げも計画。そのために、9月19日~21日にかけて、投資型クラウドファンディングサービス「FUNDINNO」を使い、1口10万円で開発資金の調達を行う。募集額の上限は8000万円。最終的には、ユーザー集客、人材確保、施工・顧客管理、部材の確保など日々の業務の根幹を一元管理できるプラットフォームを構築していく計画だ。
「サービスを理解していただける方々と、共にサービスを創っていくために、株主として応援者を募ることができる「FUNDINNO(ファンディーノ)」にて資金調達を行います。調達後は、様々なサービスを垂直立ち上げし、より良いサービスをスピーディーに世に送り出していきたい」(山田事業戦略室長)
↓ 過去の「monocla」の記事はこちらから

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