アフター充実で改修の受注も
大邦建設(愛知県名古屋市)は新築オーナー向けに最大60年の瑕疵を保証するサービスの提案に力を入れている。同社が利用している保証サービスは、一般社団法人MEASが取り扱っている「スマイノミライ」という保証商品。引き渡し日より20年間、瑕疵などの不具合を保証。その後、5年、10年目での点検、補修を行うことで最長60年間保証するというものだ。保証限度額は2000万~5500万円までで、建物価格によって変わる。
大野明兼社長は「これから間違いなく新築が減ってくると言われているので、お客様1人ひとりを大切にしていくことが大事だと思い始めました。定期点検の際にリフォーム相談にも乗っていきたい」と話す。
同社は年間80棟ほどの木造住宅の施工を手掛け、その内2割程度が元請けなのだが、その7~8割のオーナーがこの長期保証を利用している。新築の瑕疵担保責任期間は通常10 年だが、それ以上の長期保証を望む声が多く、採用率は高い。

最新記事
この記事を読んだ方へのおすすめ
-
WEB限定記事(2025/07/03更新)
-
1654号(2025/06/23発行)25面
-
1654号(2025/06/23発行)31面
-
1654号(2025/06/23発行)21面
-
1654号(2025/06/23発行)21面