団体加入で3割割引も
今加入している保険が、実はもっと安くできるかもしれない。賠償責任保険と上乗せ労災保険を見直すことにより3割以上のコスト削減につながるケースがある。保険代理店、保険のiCOM(東京都豊島区)の遠藤尊弘代表に建設損害保険の実態や対策について聞いた。
事故発生の翌年でも心配無用
保険に加入する流れは2パターンある。
まず、一般的な方法である、保険会社から加入するというもの。この方法だと基本的に割引されず、事故発生の翌年は保険料率が上がる。
一方、中小企業団体中央会から加入する方法では、団体割引が適用される。さらに、事故発生の翌年でも保険料率が極端に上がらないメリットがある。「どの代理店も団体加入を扱っていますが、やり方が分からないこともある。団体割引を使っているかどうかは絶対に聞いた方がよいです」
保険業界では、他社の値下げに対し、さらなる値下げを行う行為が横行している。だが、遠藤代表は初めから値下げした価格を顧客に提示すべきではないかと考える。

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