マンションリフォームを手掛ける中野サービス(千葉県流山市)が成長している。前期は20%増収の1億8000万円の売り上げだった。修繕サービスのOBからリフォーム依頼が増加してきたことが要因。
素早いアフターフォローを訴求する同社は、問い合わせの即日、最短で1時間以内に到着するように仕組み化している。具体的には、営業3人と職人3人が連携し、進行中の業務を中断できて最も早く到着できるスタッフに案件が割り振られる。営業マンも工具を一通り持っているため、簡易的な修繕であれば職人を呼ばずに実行できる。解決が非常に早いことが好評だ。
マンションの管理人もサービスを信頼しており、半ば「お抱え」として、居住者に紹介している。
「居住者の皆様からは不具合があっても素早く対応してもらえる、と信頼していただいています。リフォームの相談も増えてきました」(佐々木健司社長)
同社がサービスを展開しているエリアには8000戸ものマンションが集中しており、多くの棟に修繕サービスを提供している。中には修繕対応で、全居住者の50%以上に利用されているマンションもあるという。

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