本社機能を国外へ
地盤ネットホールディングス(東京都中央区)は、「第2回いい地盤の日アワード2019」を開催した。当日は、FC加盟各社など計45社、全75人が参加した。
この中で、BIMを推進していることをアピール。BIMとは、3次元の形状情報のみならず使用される建材や部材の仕様など建物情報モデルを構築するシステム。エンドユーザーに提案する際、シミュレーションがより見やすくなり、施工時にも施工担当者や設計者にももれなく情報を伝えることができる。
現在、ベトナム・ダナンに事業所を設けて、そこでCAD設計やデータ入力などの作業を行う。
「今、ベトナムが一番熱いと思っています。彼らは真面目ですし、ダナンはプレートの真ん中にあるので、地盤が硬い。来年の3月には、地盤ネットホールディングスの本社機能をほぼ全部移管させます。社員はベトナムに60人、日本に80人いる。日本とベトナムがうまく協調すると、災害のリスクヘッジなどがうまくいきます」(地盤ネットホールディングス・山本強社長)
地盤ネットの伊東洋一代表取締役CEOは、昨今の大雨の急激な変化について言及し、次のように述べた。「今年の台風もですが、自然災害はもはや対岸の火事ではありません。不同沈下事故ゼロ、豪雨災害ゼロ、震災事故ゼロにして家を守るスリーゼロを推進してまいります」
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