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【特集:リフォーム業界トレンド2020職人不足対策】プレカットのリフォーム版完成

【特集:リフォーム業界トレンド2020 職人不足対策】プレカットのリフォーム版完成

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1日半の床工事が、2時間

 リフォームの工事を手掛ける職人が減る中、施工自体を楽にして、職人でなくともできるようにする動きが出始めている。その中で、プレカットリフォーム研究協会(神奈川県座間市)が開発、特許を取得したリフォーム用のプレカットが今、注目を浴びている。一昨年の特許取得以降、すでに30件の施工実績がある。

プレカットリフォーム研究会 動画投稿サイトYou Tubeでも公開されている上:これらの工程は、動画投稿サイトYou Tubeでも公開されている
下:実際に切り取る工場

採寸ユニットで計測、職人以外でも施工可に

 このプレカットは、床のフローリングの張り替えで使用され、集成材や無垢材などカットできる建材が対象。採寸から現場での施工までが、最短中2日で終わる。

 工程は3つで、現場での施工は6畳のカーペットからフローリングへの工事なら40分から1時間で終了することが可能になった。「通常の工事では、1日半はかかるのが、2時間で終わります。1日でこなせる案件数の増加にもつながります」(豊崎道則理事)

 一番の強みは、職人以外が採寸とカット、施工までできる点。現場で切らず、採寸したフローリングの大きさを元に工場で切る。「職人不足の時代、職人以外でもできるとなればリフォーム会社も助かるはずです」

 手順は、まず現場での採寸。独自開発の採寸ユニットを使用し正確に採寸を行う。採寸時間は、6畳で約1時間。

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