パナソニック エイジフリー(大阪府門真市)は1月15日、大阪・千里朝日阪急ビルで「2019年度P1グランプリ全国大会」を開催した。
「住環境プランナー」が自ら手がけた事例を発表。競い合うことで 全体のプランのレベルを高める狙い。
これは福祉と介護の知識を併せ持つ建築士「住環境プランナー」が、プランナーとしての人間力、プランニング力、プレゼン力の3つの「P」を競うリフォーム事例のプレゼン大会。
19回目の今回は、従来からの「介護リフォーム部門」に大規模リフォーム事例である「総合リフォーム部門」を加え、予選を勝ち抜いた8人が施主の思いをかなえた事例を発表した。介護リフォーム部門でグランプリとなったのは「リフト+狭小リノベ」というテーマの事例。脳原性萎縮による体幹不全等の障害がある方の室内移動の介助問題を解決すべく、天井走行リフトを採用。寝室を3階から1階へ移動。介助者の負担を軽減させ、将来の不安を払拭した。また、身体状況に合わせて、照明・遮音・温熱環境に配慮し、リフト活用と合わせて健康面の良化に繋げられた。

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