特集:社名変更でブランドを一新
長年地域に親しまれてきた社名や屋号を変更するリフォーム会社が増えている。近年、リフォーム会社の中にはさまざまな新規事業を立ち上げる企業も現れており、単なるリフォーム店ではなくなってきている。サービスにマッチする社名や屋号に変更することで経営力の向上を試みる企業の事例を紹介する。
【リポート/編集部デスク 永塚昌仁】
CASE 2 四方継(しほうつぎ)(兵庫県神戸市)
旧・すみれ建築工房
「四方良し」理念に合わせる
兵庫県神戸市のすみれ建築工房は、1月21日に社名を四方継(しほうつぎ)に変更した。この社名の意味は「人、街、暮らし、文化を継ぎ『四方良し』を実現する企業」と高橋剛志社長は説明する。
ではなぜ社名を変更する必要があったのか。それはリフォームとは別に新事業を開始したからだ。新しい事業は、地域のサービスを特別価格で買える、月額1000円の会員サービスだ。
例えば、同社のエリアで活躍する農家の野菜やパン屋のパン、旅行代理店の特別チケットなど、同社が顧客にお勧めできるサービスと会員に紹介し、提供するというものだ。

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