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デザイン提案で受注単価アップ狙うエムズリフォーム

デザイン提案で受注単価アップ狙う エムズリフォーム

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三重県桑名市に拠点を置く宮崎(エムズリフォーム)は約900名のOB客で3億円のリフォーム売り上げの約8割を受注する。今後は単価アップを狙い従来の商品を載せたメニュー型チラシを徐々にやめ、デザインリフォームなど、提案型改修のPRを強化していく。

定額制の全面改装のPRにも注力
定額制の全面改装のPRにも注力

同社は約6年前に建設会社の宮崎工務店(三重県桑名市)から分社化し、誕生した。「何かあったらすぐにいける距離」をモットーに網戸の張替えから大型改修まで幅広いニーズに対応している。

集客はチラシを利用し、配布部数は週間で1万5000部。市内にある「大山田」と「西桑名ネオポリス」、この2つの大型団地(約1万3000世帯)からの受注比率が高く、6名のスタッフで提案を行う。
「分社化した後、新たに2名採用しましたが、残りは新築の現場監督をしていた者なので、住宅の技術についてわかっている社員が多いことが特徴です」(川杉邦則社長)

今後の戦略としては単価アップを狙っていくと川杉社長は話す。
「修繕屋からは抜けだし、価値ある生活をしていただくような住まいを提供していかなければならないと思っています。ただ床を直すだけの改修などから脱皮していきたいです」

現状の客層は60~70代の人が圧倒的に多いが、これからは無垢を使った自然派リフォームの訴求などにより50代からの受注も狙う。

また、グループ会社の宮崎工務店では今後リノベーション事業に本腰を入れ、今後1件単価700万円、年間20年受注し、売り上げ1億4000万円ほどの事業に成長させていきたい考えだ。

この記事の関連キーワード : OB チラシ 三重県桑名市 修繕 受注 宮崎 提案 改修

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