新型コロナウイルスの拡大を抑制するため、リフォーム会社にとって管理業務の負担を減らすことが求められている。現在、さまざまなシステムが開発され、リフォーム会社のサポートが進んでいる。今回は施工現場の管理や報告に特化したシステムを紹介する。
検査のチェック項目を共通化して、異なる現場の工事品質を均一にする
各現場の工事品質の均一に
ミサワホームなど大手企業が導入しているシステムが穴吹カレッジサービス(香川県高松市)の「かん助」だ。同システムは施工管理システムの中でも、特に工事現場の品質の統一にウェイトを置いたサービスだ。
具体的には、1件ごとに作られたプロジェクトの中に、企業が独自に設定できる検査チェック機能があり、それをクリアしてはじめてプロジェクトを完了できるというものがある。例えば、「クロス類にシワやたるみ、はがれはないか」、「建具のサイズやデザイン、材料などが指定した通りになっているか」など、あらかじめ検査項目を設定しておくことで、各現場の品質のばらつきを防ぐことができる。

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