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《コロナ後の戦略》イベントなくても集客へ、リフォームYouTuberが急増

《コロナ後の戦略》イベントなくても集客へ、リフォームYouTuberが急増

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YouTubeに動画投稿するリフォーム会社が増えている。巣ごもりで自宅にいる時間と相まって、YouTubeの視聴者が急増したことをうけ、新たな集客方法としてリフォーム会社に注目されている。動画投稿する各社は、「会社の強みや、社員の人となりがわかる映像」がカギになると語る。2社のリフォーム会社と、動画制作会社に戦略を聞いた。

主なリフォーム会社のYouTubeチャンネル主なリフォーム会社のYouTubeチャンネル

《はら建興

「営業力なくてもPR可能」

「養生シートは、勢い良く剥がさないと跡がついてしまいます。また、素手でカッターを持ち塗膜を綺麗に取ります。ここで綺麗にしないと、次の塗装でフリーハンドになるので、線を出すことで自分も後の人もやりやすくなります」

養生について詳しく説明を行う動画は、広島県を地盤に外壁リフォームを展開するはら建興(安芸郡)が投稿したもの。今年2月にYouTubeチャンネル「はらけんリフォーム」を開設し、5月末現在チャンネル登録者は500人を超えた。

はらけんリフォームは社員の魅力や会社のアピール、過去のTV出演動画の公開を行い、これまでに計80本以上の動画を投稿。内容も多岐にわたり、足場解体の動画や塗装技術の紹介、塗装女子と銘打って女性社員が行う現場インタビューから、社員が脱毛に挑戦する動画も。

内容は毎週水、木曜日に全社員を集めて企画会議を行い、どのような動画を作るかを決定する。投稿頻度は2日に1本が多く、決定後動画撮影、編集は同社社員が行う。

はら建興 動画では、字幕など活用し誰もが楽しめる仕掛けを施す動画では、字幕など活用し誰もが楽しめる仕掛けを施す

撮影機材は、約10万円するソニー製の4K対応カメラで手振れ補正つきのもの、編集はフィモーラ9を使用している。

これまではチラシ中心で集客していたが、5G解禁をにらみYouTubeチャンネルを開設した。「他社との営業活動で差をつけたいと思っていました。YouTubeなら老若男女問わず発信できるし、見たいときに見られます」(原政之専務取締役)。

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