社員全員、常時ビデオ接続
昼食は仲間とオンラインで
社員の3分の2がテレワーク中の楓工務店(奈良県奈良市)では、22の在宅勤務のためのルールを作成している。
22項目の中でも最もユニークなルールは、テレワーク中の社員全員がビデオ会議システムに常時接続するというものだ。お互いの仕事が把握できたり、一緒に働いている感覚を共有できたり、困ったらすぐに声をかけられたりと、メリットが多い。田尻忠義社長は「お互い顔を見られる状況にしておくことで、テレワークでもお互いがそばにいる感覚になるんです」と語る。
また別のルールでは、昼食時に、専用のビデオ会議ルームにログインし、社員間で交流しながら休憩をとるよう求めている。社員同士の何気ない雑談の機会を確保することで、社員が孤立することを防ぐ。社員のモチベーションを保つため、任意参加のオンライン飲み会も開催している。

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