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テレワークが浸透した一方で、それに適した部屋がないことに気づいた人も多い。そこでマンションリノベーション、買取再販を手掛ける2社がテレワーク向けに改装した中古マンションを発売、発表した。リモート向けの家の特徴は、「緩いつながりと仕切り」、「家とオフィスの中間」がポイントだ。
コスモスイニシア
緩いつながりのリノベ
中古マンションの買取再販を手掛ける大和ハウスグループのコスモスイニシア(東京都港区)は、リコー(同大田区)と共同で、住空間と働き方をテーマとしたプロジェクトを2案発表し、発売を開始した。改修費用はいずれも、600万~650万円。
2案は「コモリワーク」と「ドマワーク」。これらはどちらも、テレワーク向けの部屋を用意しているのが特徴だ。
コモリワークは、床から900mm上がったところで作業する。壁は有孔ボードになっている
まずコモリワークは、床から900mm上に登った小上がりが作業場になっている。大きさは1畳弱ほどで、部屋を囲っている壁材は石膏ボード。そこから屋外やリビングを一望できる窓を通して、外の景色、家族との連続性を確保しながら一人で考え続けられる空間になっている。
リコー商品の活用も生きている。超短焦点プロジェクターにより、映像をデスク前に投影できる他、コモリワーク内、洋室側、どちらからでも見られるように設定できる。また、床下の空いている隙間は収納にもなり、正面は有孔ボードなので、自由にアイテムを吊るすこともできる。販売価格は5980万円、大きさは67.69平米。
上:作業場は白基調になっており、1人で集中するにはちょうどいい広さだ
左下:超短焦点プロジェクターで映像を投影する
右下:透明ガラスなので、家族の顔もお互い見ることができる
一方のドマワークは、玄関左横に約5.5畳のワークスペースを設置。家の中に外のような空間を目指し、リビングと廊下を境に床の素材を切り替えた。同時に、玄関と仕事場を同様の素材とし、土間のような空間を演出している。
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