マンション改修提案に1畳書斎
コロナウイルスによる緊急事態宣言が明け、リフォーム各社はワークスペースを設置する改修提案に乗り出している。首都圏では在宅ワークの実施率が拡大し、今後も継続する企業の増加が期待されることから、住宅に仕事場を作る改修が本格化しそうだ。
畳スペースの奥に足を入れて仕事ができるスペースを作った
書斎と防音をセットで
「今はほぼ全ての案件で、仕事スペースを提案に盛り込んでほしい、という相談が上がるんです」。そう話すのはデベロッパーのリブラン(東京都板橋区)の今野孝胤常務取締役。同社が運営する中古住宅の仲介とリフォームのワンストップ専門店「てまひま不動産」の4、5月の契約者全件でワークスペースの設置が改修内容に盛り込まれる結果となった。
改修事例のパターンは主に3つだ。書斎スペース、ロフトの利用、作業用デスクの作り付けだ。ユニークな事例としては畳の子上がりの奥の壁に足を放り込めるスペースを作り、テーブル用の板を造作するものがあった。
「ダイニングテーブルでは、食事のたびに片づける必要がありますし、また、オンライン会議では家族が写り込んでしまうといったこともあります。落ち着いて仕事ができる環境を希望する人が増えています。今後も在宅勤務される方が増えると予想していますので、リノベーションの目的として需要が高まるのではないでしょうか」(今野常務)
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