現調から立会、クレームほぼゼロ
都内から千葉、茨城までを中心に資材販売を手掛けるスパリア(東京都江戸川区)が、創立60周年を迎えた。早くから施工を行うなど先進的な取り組みを行い、4月には社名を変更。さらには、IT活用によるリフォーム会社、工務店支援を目指している。これからの建材、住設機器商社がすべき戦略は何なのか。
社名も新たにした
水まわり、木材、空調OK
同社は現在、40社以上のメーカーと取引を行い、販売売上高は水まわりが4割、木材3割、空調関係3割。前期は40億円を売り上げた。
同社の強み、特徴は2つある。1つが施工管理を手掛けられること。2001年から始め、2年前には建設業許可を取得。年間工事件数は2000を優に超える。水まわり工事を中心に平均単価は10万円程度で、自社職人を本社で3人、千葉支店千葉西営業所リフォーム部サルターレに3人抱えている。
ホームページ上では施工範囲の広さをPRする
「ある方に、これからの住設商社は施工もしないと意味ないよと言われたことと、リフォーム分業を行ったのがきっかけです。設計料はもらわず、500万円以上の工事もできるのが強みです」(谷口眞一社長)

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