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【私の推し建材・第1回】営業マン・プランナーが、日々の提案で愛用している商品の魅力・セールスポイントを探る!

【私の推し建材・第1回】営業マン・プランナーが、日々の提案で愛用している商品の魅力・セールスポイントを探る!

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「あなたのお気に入りの設備建材を教えてください!」
営業マン、プランナーのみなさんが、日々の提案で愛用しているお気に入りの商品=推し建材の魅力・セールスポイントを探る連続企画。推しポイントから、お客様とのエピソード、なるほど! という提案ノウハウまで。商品のPRポイントをおさえて、提案レベルをアップさせよう!

この10年で300台以上を販売

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TOTO『ネオレスト』
清掃性を追求した、TOTOの代名詞とも言える節水トイレ。

TOTO ネオレスト《3大推しポイント》
1.他社を一歩先行く清掃性の高さ
2.角度と水粒のサイズにこだわったノズル
3.のづくりへのこだわり

●推薦人はこの方
ライフプラン(栃木県小山市)武井 正浩 さん

リフォーム営業としてスタートした10年前から、「ネオレスト」を約300台以上販売・施工してきたライフプランの武井正浩さん。「値段が少し高くなっても、商品の素晴らしさをお伝えすると採用頂ける事が多いですね」

武井さんは、まず何と言っても常に一歩先を行く商品開発が行われている点を推す。例えば、便器に特殊なガラス層を焼き付けて表面を滑らかにし、汚れを付きにくくしたセフィオンテクト。他社でも便器素材にさまざまな工夫を施しているが、ネオレストは便器の外側や見える部分にセフィオンテクトを施すのみならず、排管部分の見えなくなる部分まで、汚物がスムーズに流れるように透明の釉薬をかけている。

また業界に先駆けて1980年に登場したウォシュレット。このノズルも年々進化しており、例えば傾きを43度に設計し、稼働した際に水が床面に飛び散らないような配慮がなされている。また水の粒も、空気を含ませ大きくし、洗い心地と節水性の両立を実現している。

武井さんは北九州にあるTOTOの工場にも足を運び製造過程を見た経験があり、その技術力に感動したという。また顧客から質問されてその都度調べていくうちに、TOTOのものづくりに対する並々ならぬこだわりを感じたという。

「商品について深く知りその価値を一般ユーザーに伝える事で、同時に私という営業マン自身の価値もアップします。同じネオレストを販売していても、商品の価値を伝えると伝えないでは、お客様の満足度や信頼感が違うと思いますよ」

稼働時に水が飛び散らないよう、ノズルの角度にまでこだわり

●提案ノウハウ
『10 年以上長く使うから良い物を』と提案

トイレは10年以上長く、そして1日に何回も使うものだからこそ「妥協はしないでくださいね」と伝える事が多い。「多少値段が張っても、清掃性や使い勝手の良さ、節水の面でも価値を感じてもらえる商品です」

絶妙な色合いと程よいサイズ感が◎

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名古屋モザイク工業『クラルテ』
国内外1万点以上のタイルを取り扱う名古屋モザイク工業の人気タイルのひとつ。白、黒、ブルーやグリーンなど13色用意。

名古屋モザイク工業 クラルテ《3大推しポイント》
1.お手頃価格で使いやすい
2.落ち着いた色味で万人受けする
3.サイズ感がちょうどよい

●推薦人はこの方
スプリングエステート(東京都千代田区)町田 博司 さん

さまざまなタイルがあるなか、高価格なものはハードルが高い。そのため、手ごろな価格ながら高品質な「クラルテ」が使用される場面が多いとスプリングエステートの町田博司さんは話す。小面積だったり、コストが限られるなど、条件面で困ったときでも問題なく提案できる安心感があるという。

デザイン面ももちろん気に入っている。表面が鏡面素材でありながら、落ち着いた色のバリエーションが多い。個性的すぎず、あらゆるユーザー・シーン問わず使える使い勝手の良さも支持する理由。モダンにしたい時には白黒で、カフェ風にはグリーンやグレーをアクセントにしたりと、工夫次第で印象をがらりと変える。

「他のタイルは色味がきつかったりして、この絶妙な色合いが出ないんです」

ある再販物件で、町田さんは構造上撤去できない大きな柱を、隠すのではなくあえて全面タイル貼りに仕上げた。

「マイナスをプラスにしたいと常に心掛けているので、インパクトを持たせてしまおうと考えました。結果一番のポイントになり、周りからも好評です」標準寸法147× 72mm、このサイズ感もポイントに挙げた。

「大きすぎず小さすぎず、ちょうどよくて愛着がわきます(笑)提案時にはかわいい、と喜ばれる事が多く、好印象を持っていただきやすいですね」

再販物件の事例

●提案ノウハウ
シンプルな白黒でも光る『ひと手間』

キッチン周りは白が多く、どうしてものっぺりしがち。そこで、黒い目地を使ってひと手間加えることで、白タイルが浮き出てくるようなすっきりとした収まりに。うるさすぎないけれど、インパクトのある空間に仕上げました。

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