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コニージャパン関西を分社化

コニージャパン 関西を分社化

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スペースアップのブランド名でリフォーム事業を展開するコニージャパン(大阪府大阪市)は、2015年までに全国で展開している店舗を関西の南部と北部、関東、九州の4社に分社する方針だ。赤石幸彦取締役本部長は、「分社化は順次進め、関西の支社に関しては今年中にも分社を行う予定です」と話す。

分社化の第1段階として、同社は今期から大阪府北部(豊中市)、大阪府南部(堺市)、神奈川県(横浜市)、福岡県(春日市)にそれぞれ支社を置き、販促活動などに関しては各支社に権限を与えた。2015年までにこれら4つの支社が分社化することになる。
「全国展開を開始した数年前から、大阪本社で全国各支店の営業方針を決定する中央集権型の経営に限界を感じていました。今後は『スペースアップ福岡』というような社名に変更して、これまで積み上げてきたブランドイメージは保ちつつ、店舗展開戦略や職人の確保など、その地域性に即した経営を各社が判断して行うことになります」(赤石取締役)
支社長として、創業当時から経営に携わってきた江崎孝典氏のほか、2003年に入社した新卒採用第1期の生え抜きの社員などが就任しており、分社化後はそれぞれの支社長が代表取締役に就く。

店舗展開について、今期は社内体制の改変があり本社と各支社の連携がスムーズにいかなかったこともあり、現在までで2店舗にとどまっているが、今期締めの2013年4月までに兵庫県や大阪市内など、関西地方へ2店舗の出店を計画している。また来期は出店ペースを上げ、5店舗の出店を目指す。

同社の今期売上高は50億円を突破する見込みで、来期は65億円を目指す。 

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