ソフトバンクモバイル(東京都港区)と、ソフトバンクグループで自然エネルギー事業などを行うSBエナジー(東京都港区)は共同で、住宅の屋根のエンドユーザーから借り受け、太陽光発電システムを設置し、発電した電気を売電する「おうち発電プロジェクト」を開始した。先着で1000棟の募集を行っている。

おうち発電プロジェクトのビジネスモデル
「おうち発電プロジェクト」はソフトバンクモバイルが借り受けた屋根に、「発電スポット」として太陽光発電システムを設置。機器はSBエナジーがまとめて管理し、発電した電気をすべて電力会社に売電することで、太陽光発電の普及・拡大を図る取り組みだ。エンドユーザーは費用負担なしで自宅の屋根に太陽光発電システムを設置できるほか、売電額の一部を「発電スポット」利用料として受け取ることができる。さらに、停電時は発電した電気を非常用電源として利用できるメリットもある。なお、太陽光発電システムは20年の契約期間が満了した後、設置したユーザーに無料で譲渡される。
また、ソフトバンク携帯電話や「Yahoo!BB」の利用客は、太陽光発電システムの運転が開始された後、携帯電話の使用量やプロバイダー料が割引となる「モバイルセット割」を受けることが可能だ。
建物は築15年以内の一戸建てか、集合住宅。募集期間は3月31日まで。

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