西日本ホーム(島根県松江市)のリフォーム事業部である増改築プラザは2021年3月期の売上が約5億円と、前期からの業績を維持する見込みだ。コロナ禍にもかかわらず売上を保つことができた理由は、新規向けの集客コストを削減しなかったことと、OBフォローを毎月行ったことだと米子店店舗責任者の門脇史知氏は話す。
リフォームコンテストの受賞事例が紹介されている
集客にはCМなど映像が有効
増改築プラザは、全面改装リフォームをメインに年間120件の工事を手掛けている。平均単価は約400万円。
「コロナ禍で心がけたのは販促費を削減せず、新規獲得をあきらめないことでした」と門脇氏。例年120件のうちの約7割が新規顧客。集客活動を減らすわけにはいかなかったからだと門脇氏は話す。
1カ月の販促費は100万~120万円。新規の店舗来店者のアンケートによると、「どこで弊社のことを知りましたか」の質問に対する回答で一番多かったのは「テレビCМ」だ。
毎月40万円で日本海テレビでCМを放映している。流れる頻度は毎週水曜日に2回、日曜日に2回の計4回だ。一回につき、尺は12秒で、お昼時と夕方に放映されている。パターンは一つだけだ。

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