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【ノウハウ最前線】カフェ付きリノベショールーム運営、わずか4年で年商7.8億円に

【ノウハウ最前線】カフェ付きリノベショールーム運営、わずか4年で年商7.8億円に

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戦術(3) 異業種と組み合わせる

スクールバス空間設計
1階でカフェ運営→3階の店舗へ誘導、コーヒー500円が1000万円リノベに

2017年に設立したスクールバス空間設計(大阪府大阪市)は2020年9月期に7億8000万円ものリノベーションを売り上げた人気店だ。

同社のショールーム戦略は独特だ。大阪、京都、神戸の3つに同社の「アメリカンテイストリノベ」を体感できるショールームがあるが、すべての店に自社運営のカフェを併設しているのだ。例えば、大阪店は3階建てで1階がカフェ、2階が事務所、3階がショールーム。カフェ設計も自社で担い、リノベが体感できる場となっており、ショールームの見学後に依頼者とカフェでヒアリングをするなどして自社の設計力やセンスを伝える場として活用してきた。年間200件もの受注があるが、カフェの活用が1つのきっかけとなっている。

スクールバス空間設計 店舗に併設されているカフェ店舗に併設されているカフェ。店内はアメリカンテイストで統一

最近注力しているのは純粋にカフェに来店した顧客にリノベに興味を持ってもらう取り組みだ。年間4、5件がカフェ来店がきっかけ。4500万円ほどの売り上げになっている。

具体的には、コーヒーを提供する際に「もしよろしければ」、といった形でショールームの見学を促すのだ。月に300人ほどが来店。その9割が帰り際にリノベショールームを見学する。

ショールームではオーダーメイドの建具やキッチン、洗面台や、アメリカから輸入した真鍮の取手やハンドル、タイル・照明器具、無垢材などが展示されており、スタッフが解説をする。カフェや店舗を訪れた人のインスタグラムの投稿を見ると「海外に来たみたい」といった驚きの声が多い。退店時には施工事例カタログをお土産として渡し、将来の見込み客につなげる。

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