住宅分譲事業を手掛ける大倉(大阪府大阪市)は、どの機械、アプリでも使用できるIoTサービス「HESTA(へスタ)AIスマートホーム」サービスの販売を開始した。照明から玄関ドアなどの住宅設備、ロボット掃除機などの家電まで「HESTA HOMEアプリ」1つで対応する。
【リポート/編集部 高田遥介】
モデルルームにあるテレビやライトは、声をかけるだけで作動する
工事費用は電気工事だけ
同社は大型の住宅分譲だけでなく、リゾートホテルも20棟運営する。会社全体の売上高は前期、約180億円。
このサービスは、「HESTA HOMEアプリ」を導入して、住宅のIoT化を一元化するもの。
最大の魅力は、Wi-Fiを活用することでさまざまなメーカー商品とつながることができる点。メーカーごとのアプリではなく、1アプリで管理できる。
「日本の各メーカーでもIoTサービス、アプリを発表していますが、1つの商品に対して1アプリ対応のものが多いです。しかし、HESTAアプリではメーカーが別でも1つのアプリで動作が可能になっているので、商品間の連携動作がとりやすく、さまざまな生活シーンに併せて商品を瞬時に動かすことができます」(執行役員技術本部法人営業部部長兼建設部部長代理の福島一之氏)

最新記事
この記事を読んだ方へのおすすめ
-
1654号(2025/06/23発行)31面
-
1654号(2025/06/23発行)21面
-
1654号(2025/06/23発行)21面
-
1654号(2025/06/23発行)17面
-
1654号(2025/06/23発行)25面