1年で14拠点オープン
賃貸リフォームを年400件行うWOOC(ウォーク、東京都品川区)は、コワーキングスペース事業が好調だ。昨年1年で、自社運営コワーキングスペース「BIZcomfort」(ビズコンフォート)を14拠点オープン。2年前の12月と今年5月と比較し、会員数が2倍になった。好調の要因は、何なのか。
【リポート/編集部 高田遥介】
五反田の場合、桜を生かしたレイアウトに。どこからでも目黒川の桜を見ることができる
デザインは全て1から製作
同社が運営するコワーキングスペース「BIZcomfort」は、提携店、オープン予定を含めて宮城県から兵庫県まで、全97拠点ある。
利用する人のほとんどは社会人で、コロナウイルスの感染拡大でテレワーク需要が増えた。2019年12月時点のテレワーク利用のシェアは12%だったが、今年5月は25%になった。
利用料金は月2200円から2万2000円までと幅広い。プランはレンタルオフィス、コワーキングスペースの2種類あり、固定席、全日、土日祝プランなどコワーキングだけで10ある。
「稼働率は非公開ですが、コロナ前より申込者が増えています。2019年12月と2021年5月とを比べると、会員数が2倍になりました。事業開始から8年ですが、6年かけて獲得した会員と、ここ2年で獲得した会員数が同じです」(末松美絵オフィス事業戦略課長)

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